工事名 | 北上川河川事業 |
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場所 | 岩手県 |
主な製品 | 集水ポラコン側溝PUS-300B、PUS-450、APUS-300E |
岩手県の河川事業の工事にて、集水ポラコン側溝をご採用いただきました。
近年の気候変動の影響を踏まえ、あらゆる関係者が流域全体で行う「流域治水」の取り組みが広がっています。
この工事では、堤防の裏のり尻部分に集水した堤体内の降雨や河川水を堤防外に速やかに自然排水し、のり尻部を強化しています。
『集⽔ポラコン』は、均⼀な連続性空隙を形成した多孔質コンクリートです。
・特徴1︓透⽔率が良い
ポラコンは特殊な製法により、製品全体に空隙があり、通常の有孔管と⽐較するとおよそ8〜12倍も多い空隙です。
つまり、ポラコンの径が⼩さいものでも⼤きな集⽔効果を発揮すると⾔えます。
・特徴2︓⽬詰まりしにくい
ポラコン管と有孔管の⽐較資料
・特徴3︓フィルター材の選択幅が⼤きい
集⽔フィルター材として必要な条件は地盤の透⽔係数で変化しますが、ポラコンは調整を⾏った適度な⼤きさの連続空隙を持っているので種々の材料がフィルターとして使⽤できます。
・特徴4︓強度が⼤きい
ポラコンはセメント系材料から造られた無機材料なので、剛性および強度が⼤きく、種々の埋設条件下で使⽤できます。
ポラコン側溝(⽚⾯通⽔)PUSは、暗渠排⽔(集⽔)施設、浸透施設に使⽤でき、JISタイプの⼀般U字溝と併⽤できます。
(※以下の画像は施工中に撮影したものです)