都市ゴミや下水汚泥の焼却灰はシリカやカルシウム、アルミナなどを含み、セメントや骨材として利用可能な成分です。したがってこれらの灰を原料としてセメント(エコセメント)を製造したり、灰を高温溶融、冷却固化してスラグ化し、これを破砕分級して骨材として利用したり、微粉砕して活性化することによりセメントと同様な水硬性を有する結合材として普通セメントに代替したり添加してコンクリート材料として利用されています。当社においてもこれらの材料を既存製品に適用したエコ製品などを開発しています。 |
普通ポルトランドセメント(左)とエコセメント |
焼却残渣(ざんさ) |
溶融スラグ |